88.0、88.2、88.6MHzで受信できるデータ信号

Eスポで韓国北部にオープンした時に、かなりの頻度で88.0、88.2、88.6MHzでデータ信号が受信できます。帯域幅は10kHzです。どうもこの10kHzという帯域幅が気になり、ひょっとしたらDRMではないかと思っていました。そこで受信以来手持ちのSDRで解析を試みたところ、なかなか上手く行かなかったのですが、設定を見直したところラベル表示までは復調できたので、その結果をまとめてみます。

◎88.0MHz

朝鮮中央第2ラジオ放送の表示。IDはA00002。音声は復調できず。短波や中波で受信できるIDA00002と同内容かと思います。画像は5月28日1600に受信したもの。

◎88.2MHz

平壌音楽放送の表示。IDはA00003。音声は復調できず。
画像は7月4日1600に受信したもの。データ波が3波出ていることがわかります。

◎88.6MHz
 局名の表示は出来ませんが、IDがA00003であることは取得しています。
恐らく88.2MHzと同一なのではと考えられます。

まとめるとラベル(局名)表示は
88.0MHz→朝鮮中央第2ラジオ放送
88.2MHz→平壌音楽放送
88.6MHz→平壌音楽放送(推定)
になります。


実際に音声が復調できないので放送の中身は不明で、これらの局名アナウンスが行われているかは不明ですが、DRMの国表示からしても北朝鮮から出ているDRM波と断定して良さそうです。
尚、当方で一番信号が強いのが88.0MHzです。

※SDR#などで復調させる場合はLSBにした方が良いです。SDR ConsoleはWide-Lが良いです。

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